【感想】ビルドやテスト環境の自動化は、顧客の一声でつぶされてしまった~自動化の現場の真実(前編)。システムテスト自動化カンファレンス 2015 を読んだ
継続的インテグレーション(CI)の勉強の一環でビルドやテストの自動化を調べていたらこんな記事を見つけた。
継続的インテグレーション(CI)を含め新しい技術を導入しようとした際に
なかなかうまくいかなくてモヤっとした体験の背景にはこう言ったことがあったのだなと気づかされた。
つまり「どれだけ成果物(機能)を顧客に提供できたか(または出来なかったか)」を感覚的または数値的にでも見える化して新しい技術を導入を提案しないと、簡単につぶされることなんだと思う。
また、上記記事の後編には「自動化を仕事にするには」という内容で以下のようにまとめていた。
で、本当に売るべきもの、浸透させたい、価値を感じてほしいのは「技術」と「文化」です。応用が利いて、人が変わっても残るものですね。
すると自動家が目指すもの、自動化を仕事にするには……
技術を磨き、採算性を見て、お客の「これは買いたい」という要望を理解し、己の自動化の「何を売っている」のかを自覚したうえで、技術や文化を買っていただけるように目指す。
上記の考え方は自動化だけでなくSEとして何を使命にして仕事をするかという点でも
いい考えだと思います。忘れないために自分の言葉で言い換えると以下のようになりそうです。
お客様が「価値」を感じることのできる技術や文化を提供する
で上記を踏まえ、今の私には次の様な疑問を抱えてしまうことになったのでした。
- 技術や文化の価値ってどう示す?
- 技術や文化に価値を見出す時ってどんなとき?